パウダーディスペンサー SDB-1
粉末ディスペンサー SDB-1
卓上型粉体ディスペンサーSDB-1は、高精度かつ再現性の高い方法で、予め校正された体積用量(および事前に選択可能な倍数用量)の粉末を分注することができます。それは、実験室での生産性を向上させると同時に、プロセスの正確性を確保します。他の技術と比較して、分注速度は特に高速です(1回の分注につき2.5〜3.5秒)。SDB-1はコンパクトなベンチトップ型であるため、ワークフローへの組み込みが容易で、退屈な反復作業を軽減します。 ディスペンサーヘッドは交換可能で、異なる用量の複数の材料を迅速に処理することができ、洗浄ステップなしでクロスコンタミネーションを防ぎます。小型のディスペンシングヘッドは、5mgから250mg(バルク密度による)までの量を一度に分注することができ、複数回吐出することも可能です。大型ディスペンシングヘッドは、5mgから5gまでの量を一度に吐出することができ、こちらも複数回連続で吐出することも可能です。 LEDディスプレイには、分注された粉体の量が表示されます。SDB-1の電源はACソケットから供給され、115V/230Vの切り替えが可能です。
- 製品: 化学製品, 粉末, 顆粒剤用
- タイプ: 容量式
- 適用: 研究室用, 製薬産業用, 医療用, 化粧品産業用, 化学工業用
- その他の特徴: 自動、 高精度、 ベンチトップ型
- 精度: 通常3 %、最大 5 %、最少: 1 %
流量: 最大: 200 g/分 - 出力: 通常9 W 、最大: 15 W、最少: 5 W
– 交換可能なディスペンサーヘッド
– オーディオジャックのインターフェースにより、分注操作のオン・オフを遠隔操作可能
-ミニUSBインターフェースにより、PCでの遠隔操作可能
– 遠隔操作により、ユーザー装置にインテグレーションが可能
– PCによる遠隔操作用専用ソフトも提供可能
対応機種:SDB-1もしくはSDB-2
インターフェース:ミニUSBポート
初期画面:英語表示
動作OS:マイクロソフトウインドウズ
プログラミング言語: Visual C
コントロールパラメーター:
– Triggering dose 分注指示制御
– Multiple shots (number) 分注回数制御
– Pause time in dosing 分注間隔制御
– Vibration time 振動時間制御
– Motor speed, motor stop delay モータースピード及び停止制御
– Status query 自己診断
– Recording of weight from scale after dosing (KERN scale)
分注重量記録(別途KERN製スケールの購入が必要です。)
– 標準的な分注範囲は、5〜250mg(小型分注ヘッド)または5mg〜50g(大型分注ヘッドおよびマルチドーズ)
標準ディスク:
以下の標準ディスクをご用意しております。ご注文時に一つご選定頂けましたら、そのディスクをお付けします。
ダウンロード:Supplement manual SDH-1for small head, DisksB
ダウンロード:Supplement manual Large Disk sampler B
註1:もし適切なディスクがない場合、ご利用予定の粉末の、バルク密度と一回での希望分注量(体積もしくは重量)をご要望頂ければ、カスタマイズしたディスクをご提供致します。
註2:ディスクとは、ディスペンシングヘッド内部に搭載するパーツで、粉末の量や流れを制御し、それにより正確な量の粉末を分注します。